認知症・高齢者総合内科
Dementia / Elderly Comprehensive Internal Medicine
対象疾患・治療項目
ご本人様へ「こんな症状ありませんか?」
物の名前が思い出せなくなった
しまい忘れや置き忘れが多くなった
大切なものを紛失するようになった
ご家族様へ「こんな症状ありませんか?」
何度も同じことを聞く
薬の管理が出来なくなった
性格が変わったように感じる
何等かの疾患が原因となり脳の認知機能が障害されることで、独力では社会生活を送れなくなった状態のことを認知症と言います。
原因となる疾患は60種類程度あり、原因疾患ごとに認知症を発症した際の症状は異なります。
「あれ?おかしいな」と思ったら、早い段階での受診と治療を開始することで認知症の発症を回避できたり、進行を緩やかにすることが可能になってきています。
物忘れと認知症
人の脳は加齢とともに機能が老化し、記憶力のほか、判断力や適応力などが衰えてきます。物忘れも次第に増えていきますが、これは自然な老化現象でもみられ、物忘れイコール認知症ということではありません。
加齢による物忘れ
・出来事自体は覚えている
・ヒントが有れば思い出せる
・物忘れの自覚有り
認知症
・出来事自体を記憶していない
・記憶していないので思い出せない
・物忘れの自覚無し
認知症の種類
認知症の原因と考えられるものは様々ありますが、主なものは下記の4種類が挙げられます。
1.アルツハイマー病
・直近の出来事を覚えていない、新規の事柄を覚えられない
・時間や場所の認識が出来なくなる
・段取りが上手くつけられなくなる、判断や検討が不得手になる
2.脳血管障害
3.レビー小体病
・手足がふるえる、動作が鈍くなる、歩行がし辛くなるなどのパーキンソン症状
・実際には存在しない物がみえる「幻視」や、存在するように思う「誤認妄想」
・就寝中に大声を挙げたり、手足をばたつかせるレム睡眠行動障害
・見たものの形や距離が実際とは異なる視空間認知機能障害や注意力の低下
4.前頭側頭葉変性症
・社会的ルールを無視した行動や、礼を失した言行動
・目に入った情報に影響され、行動に移してしまう「視覚の被影響性の亢進」
・同じ時間に同じパターンの行動をとるようになる「常同行動」
・感情のこもらない浅薄な話し方、発語量は多いが内容が不明な「意味失語」やたどたどしい話し方の「非流暢性失語」
脳の萎縮部分や原因を診断する事で最適な治療方法を見つけます
画像提供 横浜新都市脳神経外科病院
あれっ?と思ったら…
認知症によっては、医療機関への受診が困難な方は多くいます。
最近ご本人の様子がおかしい
引きこもっていて家から出られない
ご本人が受診したがらない等でお困りの方
ご家族だけでも相談したいとお考えの方は、お問い合わせください。
レビー小体型認知症を特に専門としています。
認知症・高齢者総合内科:眞鍋 雄太
専門 | レビー小体病 | 認知症性疾患 | 内科一般 |
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認定 | 日本認知症学会 専門医・指導医 | 日本旅行医学会 認定医 | 公益社団法人日本医師会 認定産業医 |
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レビー小体型認知症サポートネットワーク東京顧問 | 難病指定医(パーキンソン病) | ||
ボトックス療法 認定資格医 | レビー小体認知症研究会 世話人 | 口腔と認知機能研究会 世話人 |
診療の流れ
問診票に基づいた問診、一般身体診察および神経学的診察を行い、診断のために必要な各種検査(神経心理学検査、脳MRI、脳血流シンチグラフィ他)の予約を手配。また、結果説明のための再診日を予約して頂きます。
MRI・RI撮像後、再診して頂き、検査結果を説明します。その結果、さらに詳細な画像検査や生理検査が必要となる場合もあります。
臨床診断確定後、必要に応じて各種薬物治療を開始致します。その後の再診期間は、個々により異なりますが、コリンエステラーゼ阻害剤という薬物を用いる場合、原則として内服開始2週後の再診が必要となります。
インディバークリニック
他の医療機関で治療不可能と言われた方もご相談ください。
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〒108-0022 東京都港区海岸3-26-1 バーク芝浦ビル5F